国内旅行、海外旅行問わずお世話になるANAは、インターネットからのチケットの手配ができてとても便利な反面、人気の路線はすぐに席が埋まり空席待ちや満席となります。
そのANAの空席待ちと満席に違いがあるのをご存じでしょうか?
じつはこの空席待ちと満席の違いを知らないと無駄な空席待ちをしてしまうことになります。
本記事ではANAの空席待ちと満席に違いと、キャンセルが出る確率について確認してみましたので、座席予約の参考として活用して頂けますと幸いです。
ANAの空席待ちと満席の違い
ANAの空席待ちと満席の違いについて解説します。
空席待ち
ANAの空席待ちは、キャンセルが出た場合申し込みが可能になる状態を指します。あるいは、インターネットからの予約可能数が上限に達した状態です。
飛行機の座席枠
・インターネット予約用の座席数
・店舗から申込み用の座席数
・仲介旅行店(JTBやクラブツーリズム等)用の座席数
といった枠があり、それぞれの枠が埋まれば満席となり申し込むことができなくなります。
航空券予約画面で空席待ちが表示されている間は、キャンセル待ちをすることができます。
満席
ANAの満席とは上記の座席枠が埋まり、今後キャンセルの出る確率も非常に低い状態を指します。
この場合は「✗」が表示され申し込みも不可能になりますので、ANAの空席待ちと満席の違いは非常にわかりやすいです。
それで空席待ちと満席の違いはようは、
空席待ち:キャンセルがでる可能性がある(予約できる)
満席:キャンセルがでる可能性が低い(予約できない)
ということのようですね。
それでは、空席待ちと満席の違いについて理解できたたところで、キャンセルが出る確率について見ていきましょう。
キャンセルが出る確率は?
空席待ちは「誰かがキャンセルするのを待つ状態」のため確実な数字を出すことが難しいようですが、確率としてはかなり低いと思ったほうがいいです。
ですが、キャンセルが出る確率が通常より高い状況が2回あります。
1・航空券が売り出された直後
日程が定まらず、とりあえず申し込んで支払い期限に間に合わなかったら流すという利用者がANAに限らず一定数います。
またどうしても支払い期限に間に合わなかったという利用者も出てくるため、売り出された直後のキャンセル率は高いです。
この期限をすぎると自動的にキャンセル扱いとなるため、期日まで支払いができなかった予約分のキャンセルがでる確率があります。
【通常運賃の支払い期限】
搭乗日の3日前以前→ご予約日を含め3日以内
搭乗日の2日前以降→ご搭乗便出発時刻の20分前
【特割1、特割3の支払い期限】
予約日を含めて3日以内
空席待ちできない航空券
下記の割引サービスは、インターネットの空席待ちができない仕様になっています。ご注意ください。
「旅割75」「旅割55」「旅割45」「旅割28」「旅割21」「旅割X」「いっしょにマイル割」
※「往復運賃」はインターネットで空席待ちを承れません。
2・取り消し手数料が無料期間のあいだ
ANAは運賃の支払い後、搭乗日55日前までは取り消し手数料がかかりません(払い戻し手数料は必ず発生します)
55日をすぎると払い戻し手数料430円+運賃10%~100%の取り消し手数料が発生するため、購入後に都合が悪くなった場合は55日前までにキャンセルをする確率が高いです。
つまり売り出されてから55日間はキャンセルが出る確率が高いため、随時予約ページをチェックをし空席待ちの申し込みをしたほうが良いですね。
上記のタイミング以外でキャンセルが出る確率は低く、過剰な期待をしないほうが無難でしょう。
特に観光シーズンは予定を組んでから申し込みする為、キャンセルがでる確率はかなり低いです。
空席待ちにも順番があります。
ANAの場合はマイレージクラブのランクが高い人が最優先され、次に空席待ちをした一般利用者の先着申し込み順となります。
そのため空席待ちの申込みは、できるだけ早いほうが申し込める確率が高くなります。
ANAの空席待ちと満席の違いまとめ
ANAの空席待ちと満席の違いや、キャンセルが出る確率についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
ANAの場合は空席待ちが可能な場合のみ、申込みボタンが表示されますので空席待ちと満席の違いが明瞭になっており判りやすいですね。
キャンセルが出る確率は発売直後を逃すと極端に低くなりますので、55日以降は過剰な期待をせず、より確実に申し込みできる手段を選んだほうがよいかもしれません。
人気路線を利用する頻度が多い場合は、マイレージクラブに入会しランクをあげることで最優先で空席待ちの申し込みができますので、ぜひ検討してみてください。
また、どうしてもプレミアムクラスに乗りたいなどの希望がある場合は、エコノミー席を取って空港に行き、プレミアムクラスのキャンセルがないかを確認してみるといいかもしれません。
支払いは済ませているけど当日になって飛行機に乗らないという場合もありますので。
以上、ANAの空席待ちと満席の違いや、キャンセルが出る確率についてのまとめでした。
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