ストロベリームーンという言葉を知っていますか?
2017年頃にメディアで「ストロベリームーン」という言葉が登場するようになって少しずつ知る人が増えてきたようです。
ただ聞いた事があるけど、意味などよく知らない場合のために「ストロベリームーン」について調査しました。
ストロベリームーンの意味や赤い理由、また2019年のストロベリームーンが見られる時期も調査しましたので参考にして下さいね。
ストロベリームーンの意味
ストロベリームーンの意味はイチゴの収穫期である6月に見られる事から、6月の赤い満月の事をストロベリームーンと言われています。
ネイティブアメリカンが呼んだのが始まりとされているので、日本人には6月とストロベリーの収穫時期が連想しにくいかもしれませんね。
赤色がイチゴを連想させ、ピンクにも見える月が綺麗で、ネーミングが可愛いので広く知られるようになりました。
そして、ストロベリームーンには裏の意味もあり、見ると願いを叶えてくれると言われています。
ストロベリームーンを観たときの説をまとめるとこのような内容です。
<ストロベリームーンの裏の意味>
・恋が叶う
・運勢が良くなる
・金運が上がる
このような意味があるとされており、どこから出た話なのか不明で根拠もないようですが、赤い月は珍しく神秘的に見えたので、このように言われたのではないかと推測されます。
特に「恋を叶えてくれる月」という異名を持っていて、好きな人と見ると結ばれると言われており、ロマンチックですので試してみるのもいいかもしれませんね。
ストロベリームーンの由来
ストロベリームーンの意味についてまとめましたが、続いて由来についてです。
先ほども紹介しましたが、ストロベリームーンの由来として名付けたのはネイティブアメリカンだと言われています。
※ネイティブアメリカンとはアメリカの先住民のことです。
由来は夜空に輝く満月に名前を付けていましたが、その頃に収穫出来るものを月の呼び名としてきました。
6月がイチコの収穫時期だったためストロベリームーンと名付けられたようです。
ただ、日本ではいちごの収穫時期としてそのイメージがあまり浸透していないですよね。
どちらかというと日本では梅雨の時期に当たるのではないでしょうか。
ただ、晴れていたら綺麗な赤い月(ストロベリームーン)が見られますね!
ストロベリームーンが赤い理由
ストロベリームーンが赤く輝く満月の理由は何なのでしょうか?
ストロベリームーンは赤い月と言われていますが、正確には真っ赤ではなく場所や季節の光の加減によってピンクや黄色がかった色にも見える時があります。
6月の夏至の頃に見える現象ですが、夏至とは一年で最も太陽の位置が高くなり、昼の時間が長くなります。
それに対し月の位置は一番低くなり、太陽と反対側に月が存在し、最も離れる事になります。
太陽の光は7色ありますが、波長が長い赤外線が月に届きやすく、他の色が届きにくいため赤い月が見られるのです。
これが一年に一度、夏至の頃に見られるストロベリームーンが赤い理由と言われています。
理由からわかる通り、この時期を逃すと赤くはならないからこそ1年に1度観たくなりますね。
2019年の観測できる予測日程は
赤くなる理由から一年に一度しか見られないストロベリームーンですが、2019年はいつごろ見られるのでしょうか?
まずは過去のストロベリームーンの観測日をご紹介すると、年によって違う事が分かります。
・2016年6月20日 夏至は6月21日
・2017年6月9日 夏至は6月21日
・2018年6月28日 夏至は6月21日
夏至は6月21日が多く一日前後する事もあるようです。
2017年は観測日と夏至の日数が離れていますが、赤い月が見れるかどうかは天気次第なので晴れれば綺麗な月を楽しむ事ができますよ。
2019年の何日頃観測できるのか
2019年のストロベリームーンが観測できる日についてですが、まず2019年の夏至は6月22日です。
そして、一番近い満月の日が6月17日になります。
今年は日にちが近いので、赤い色の満月が綺麗に見られる事が期待されますね。
月は東から西へ沈みますので時間によって高さが変わってきます、月が低い位置にある時が、赤色が強くなります。
時間は月が出始める17時頃からですが地域によって違いますので、日が落ちて一番暗くなった頃が綺麗に見える時間帯です。
ストロベリームーンはどこでも観ることができるので、いつも通りに夜空を見上げて月を見て下さい。
注意点を上げるなら、暗い所で見ないと綺麗な月が見れないので明るい場所は避けましょう。
意中の人と見に行く場合は二人で一緒に見れる、公園や避暑地など周りに照明が少なく邪魔されない所をおすすめします。
ストロベリームーンは見るだけでも幸運に恵まれると言われていますので、願い事が叶う事を祈って夜空を観察してみるのも楽しいですよ。
まとめ
以上、ストロベリームーンの意味や由来、赤い理由について調査してきました。
由来となったネイティブアメリカンより呼ばれてきた神秘な月の名前は、遠く日本にも伝わって幸せを願う月となりましたね。
6月の夏至の頃に見られる赤い月は、裏の意味として人々に様々な幸福と「恋を叶えてくれる月」として定着してきています。
2019年は6月17日頃にストロベリームーンが見られる予定なので、6月はいつもより少しだけ夜空を気にして見てみませんか?
一年に一度しか見られない赤い月があなたに幸運を届けてくれるかも知れませんよ。
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