高校生と大学生のアルバイトで稼ぐ平均金額と高い仕事ランキング

辞書でアルバイトという言葉を引くと”本業や学業のかたわら、収入を得るための仕事をすること”と書かれています。

高校生や大学生でも、アルバイトをして収入を得たいと思っている方も多数いることでしょう。

アルバイト先を決める基準は様々な理由があげられますが、「どれくらい高い金額を稼ぐことができるのか」は特に重要視されるかと思います。

もし自分自身がアルバイトをしようと思った時に、同じ雰囲気の仕事場なら時給が高いに越したことはありませんよね。

高校生や大学生等の学生だと一般の人の時給とどう変わってくるのだろうか、又は自分の地域の平均金額はどれくらいなのか・・・。

今回はアルバイトの時給に関して平均金額や高い仕事について調べてみました。

 

高校生のアルバイトで稼ぐ平均金額

アルバイトの平均金額といっても住んでいる場所や勤務時間や日数によって平均金額も異なってきます。

なので、まずはもらえる給料の平均金額ではなく時給の平均金額を調べてみました。

こちらも勿論地域差はあるのですが、全国的な高校生の平均相場は750円から850円程度といわれています。

一般的なアルバイトの時給の平均金額が850円~1050円なので、高校生の時給の平均金額は低いことが分かります。

でも学校が終わってから深夜までずっと働けば、高い金額を稼げるんじゃないの?と思うかもしれませんが、実はそれはできない決まりとなっているのです。

まず高校生のアルバイトは厚生労働省の定めにより

原則として午後10時から翌日午前5時までの深夜時間帯に使用することはできません。

と、書いてあるように働ける時間が22時までと決まっています。

なので必然的に業種もコンビニやスーパー、100円ショップ、居酒屋(22時まで)など接客業が中心になります。

そうなると高時給というよりは毎日コツコツと働いて地道にお金を稼いでいかなければなりません。

では高校生でも働けて高時給のアルバイトはあるのでしょうか?

答えは「YES」です!

高校生でも働けるアルバイトの職業をタウンワークや求人情報誌で調べて見比べてみると一番高い金額だったのは「引越し作業員」でした。

高校生でもできる引っ越し作業員の時給は900円~1500円とかなり高い金額が設定されています。

ただ、すごく時給に差が生じていますよね。

実は時給にこれだけ差があるのは、応募する時期によって金額が変わるからなのです。

引越し時期の繁忙期は3~4月、やはりそこで多く募集をかけるのでその分時給も高くなります。

そして地域差もあるので、自分の住んでいる場所の時給が気になる方は電話で事前確認などしたほうが良さそうです。

しかし高校生の時給の平均金額から比べるとかなりの高い金額なので、力仕事が得意な方にはおすすめのアルバイトです。

ただ、一日を通して働かなければならないので、高校生だと土日や夏休みなどの長期休みに限られます。

高校生でも働ける仕事別の平均金額

全国には最低賃金が定められていますが、実は一部の店舗では最低賃金よりも、高校生のアルバイト時給の方が低かったりします。

ということで、だいたいの目安として「高校生でも働ける業種の時給の平均金額」をまとめてみました。

全国の最低賃金のランキングもまとめましたので、是非そちらも参考にしてみてください。

ファストフード

時給の平均金額は800円程度ですが、高校生はそこからマイナス20円~30円(770円~780円)とされることが多いです。

ファミリーレストラン

日中ファミリーレストランの時給850円程度が多いですが、と書かれていますが高校生は800円前後との結果でした。

コンビニ

日中で時給の平均金額800円前後。

しかしこちらは、時給の平均金額も「全国の平均のもの」なので、高校生となるとそれよりも低くなってしまう可能性があります。

ガソリンスタンド

850円~1000円前後と書かれていますが、こちらも全国平均となります。

上記に記載しているファミリーレストランが、全国平均850円で高校生だと800円前後と書かれているので、ガソリンスタンドもマイナス50円前後と見て良いでしょう。

回転寿司

最近は回転寿司も多くなり高校生の求人もよく出ています。

800~900円のようです。

こちらは都内とその他の地域でかなり差が出ています。

カラオケボックス

こちらも850円~900円でした。

しかしこれも高校生だけの平均値ではないのでもう少し下がることが予想されます。

高校生の時給が安い理由

以上のことから、職業別に見てもやはり一般の時給より高校生はかなり時給が低くなってしまうことが分かります。

しかし何故高校生は時給が安いのか?

大きく3つにわけますと

  • 経験不足
  • 時給が低くても応募がある
  • 拘束時間が限られている

という点にあります。

大体の方が高校生になってから初めてアルバイトをするので、どうしても経験が大学生や学生を卒業をした一般の方より少なくなってしまいます。

それだけ教育するのにも時間がかかってしまいまう分、時給も低くなってしまいます。

それに加え時給も一般の人より少ないからという理由で高校生からの応募が途絶えることはありません。

雇う側もなるべく低コストで働いてもらいたいというのが現状です。

そして上記の”高校生のアルバイトで稼ぐ平均金額”でも説明しましたが、高校生は22時までしか働けません。

平日は特に学校が終わってからになってしまうので尚更拘束時間が限られてしまいます。

そうなると時間の融通も利きづらいので時給を下げてしまう原因になってしまうのです。

代わりに休日を使った単発のアルバイトだと、この3点は特に考慮されないので高時給で働けます。

 

大学生のアルバイトで稼ぐ平均金額

高校生と同様、大学生のアルバイト情報に関する情報を集めてみると、大学生のアルバイト時給の平均金額は900円~950円ということが分かりました。

大学生になると22時以降も働けますので、深夜のアルバイト料金割り増しなどの影響も受け、高校生より時給の平均金額は高いです。

他にも大学生は高校生はほとんどが学年制ですが、大学は単位制なのでアルバイトのシフトの融通も利きやすい点でも働ける職種がかなり広がります。

学年制(がくねんせい)とは、各学年での教育課程の修了を繰り返すことによって学習していく方式のことであり、単位制(たんいせい)とは、授業科目を単位と呼ばれる学習時間数に区分して修得していく方式のことである。-Wikipediaより

簡単に説明しますと、高校は学校で決められた科目を勉強するのに対して、大学では大学生自身が科目を取捨選択して、自分で時間割を作るということですね。

そんな大学生が働けて尚且つ高時給なアルバイトと言うのは何なのでしょうか。

その中で大学生ならではである「家庭教師」という結果にたどり着きました。

大学生の家庭教師の時給平均金額は1000円~2000円のようです。

他のアルバイト時給の平均金額から比べるとかなり高時給ですよね。

中には家庭教師の金額面にだけ記述したサイトもあり、そこには個人契約の時給の平均金額は2000円~3000円と書かれていました。

なので、家庭教師も派遣会社等に登録するより個人で契約する方が交渉次第で時給が変わることになります。

そしてこちらも時給に幅があるのは、学歴が当然関わってきますので、それに応じて時給も変わってくるということでした。

しかし個人契約自体が一般的には紹介が多く、つてがないと難しいようです。

ただ勉強を教えるのが好きな方にはとても向いているアルバイトなので、気になる大学生は是非応募してみてください。

各都道府県のランキングベスト3

今回は大学生ということで、全国の最低賃金をランキングでみていきたいと思います。
(※厚生労働省のホームページの情報を引用)

  • 第1位(932円) 東京都
  • 第2位(930円) 神奈川県
  • 第3位(883円) 大阪府

900円の大台に乗ったのは関東の2県となりました。

各都道府県のランキングワースト3

それに比べて、大学生の各都道府県アルバイト時給のワースト3位をみてみると・・・

  • 第1位(714円) 沖縄県 宮崎県
  • 第2位(715円) 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 鹿児島県 高知県 鳥取県
  • 第3位(716円) 青森県 岩手県 秋田県 徳島県

でした。

第1位や第2位には九州や南に位置する県が多く、第3位には東北など比較的北に多く感じられますね。

全国の都道府県全ての金額を全て足して割ってみると823円という結果になりました。

「え?高校生の時給くらいなんじゃない?」と思う方もいらっしゃると思いますが、最低賃金のランキングですので平均はもっと上ということになります。

ということはおのずとも高校生の平均賃金は最低賃金に近いということが分かる結果となってしまいました。

アルバイトで収入が高いお店とは?

ではアルバイトで収入が高いお店とはどのようなお店でしょうか?

比較的身近であるアルバイトと高時給のアルバイトとを比べてみました。

時給が低いアルバイト

まずは時給が低い、あるいは普通のアルバイトの時給をみていきましょう。

コンビニ

皆さんがよく利用されているコンビニ。

よくアルバイトの求人も出ています。

地域や店舗によりますが、平均日中で時給800円前後、夜勤だと1000円前後でした。

カフェ

こちらは店舗にもよると思いますが平均850円くらいです。

コンビニよりは時給の平均金額はよさそうですが、特別高いという印象も受けませんね。

居酒屋

時給900円~1200円

高校生でもアルバイトできますが、22時までとなってしまうので高時給で働くことは難しいです。

ただ大学生となると深夜の時給はそこそこ高いので、深夜帯のシフトでアルバイトができる店舗であれば、高時給アルバイトと言っても良いと思います。

時給が高いアルバイト

では次に時給の高いアルバイトの例を挙げてみます。

コールセンター

時給1200円以上の所が多く、服装や髪型が自由なところが人気です。

経験がなくても受け入れてくれるので誰でも高時給を狙うことができます。

しかし高校生の受け入れが少ないので大学生におすすめです。

塾講師

こちらも大学生限定となってしまいますが、時給の平均金額は1300円以上となります。

高い所で2500円以上と記載されていますが、塾にもよるようなのでもし働きたい場所があるなら電話などで聞いてみると良いでしょう。

個別指導より集団指導の方が時給が高くなる傾向にあるようなので、そこも頭の片隅に入れておくと今後の役に立つかもしれません。

イベントスタッフ

こちらは高校生も働く事ができます。

時給平均は900円~1100円。

しかし、マイナビバイトで出ている高校生可能のイベントスタッフで調べてみると日給10000円~が多かったです。

なので時給に換算すると1日10000円÷時間勤務8時間=時給1250円になります。

高校生の時給の平均金額からすればかなり高い金額が設定されています。

ですが、単発でのお仕事がほとんどなので長期は見込めません。

休日を利用したアルバイトになりますね。

地域にも差があると思うので是非アルバイトしてみたいという方はお近くの地域で検索してみてください。

まとめ

以上、高時給のアルバイトや業種による平均金額をまとめてみました。

高校生と大学生ではこんなにも時給に差が生まれるんだ・・・と驚く方も多かったと思います。

どうしても職種や働ける勤務時間の都合で、高校生で高時給となるとやはり短期や単発ばかりになってしまい、普段は学校が終わってから22時までの間でコツコツと働くことが多くなってしまいます。

しかし長期休みを利用して他の高時給なアルバイトにも挑戦してみることも可能です。

大学生も一般の時給とほぼ変わらないとは言ってもやはり本業は学生。

学生という本業の傍らアルバイトをするのは勤務時間の長いフリーターや主婦に比べ少なくなってしまうのも現状です。

それならよりいっそう時給の高いアルバイトをして効率化を計り勉強に勤しむのもまた手だと思います。

本記事が自分が納得のいくお給料のアルバイトを探すお手伝いになって頂けたなら幸いです。

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