電子レンジは生活に欠かすことができない必需品ですよね。
しかしその電子レンジが年々「高性能」で「高級化」しているのをご存知でしょうか。
最近の電子レンジはただ温める機能だけではなく、料理を手助けしてくれる「すごい機能」なども付いています。
ただ温める機能しかないと思っている方は目からウロコが落ちるかもしれません。(それくらい高性能な電子レンジが登場しているのです!)
そこで今回は「高級な電子レンジ」情報をまとめました!
普通の電子レンジとの違いや、人気・オススメもご紹介していきます。
高級な電子レンジは普通のと何が違うの?
一般的な電子レンジは、ただ「温める」機能や「オーブンが付いたもの」という認識の方は多いと思います。
そんな普通の電子レンジと高級な電子レンジは何が違うのか、この4つのポイントに分けられます。
★温度センサー
★加熱方式
★オーブンがスチーム加熱機能
★レンジ内の容量
普通と高級の違い1:温度センサーの高精度化
「温度センサー」とは、食品が温まったかどうかを判断するためのセンサーです。
一般的に電子レンジの価格に差に違いが出やすいのは、「温度センサー」違いです。
そのセンサーの精度がここ数年でぐっと上がっており、電子レンジの価格の高騰にも繋がっています。
温度センサーの精度が上がるということは、何品か同時に温めるときのムラが無くなるというわけです。
「まとめて温めたいのにお肉だけぬるい!」なんてお悩みも解決してくれますよ。
温め直す手間が減りますし、料理もより上手にできるようになりますね。
普通と高級の違い2:加熱方式の違い
電子レンジの加熱方式は、マイクロ波という波長の短い電波で食品に含まれる水分に振動を与えます。
水分に振動を与えることで、その「摩擦熱で内部から温める」仕組みです。
ワット数が高いほど加熱力は高くなり、その分温めるスピードも速くなるというわけです。
したがって高級電子レンジはワット数が高いのも特徴です。
さらに、高級電子レンジはセンサーの性能が高い「フラットテーブル」が主流。
レンジ内のお皿が回転するターンテーブルは、センサーの性能が高くない低価格帯の製品に採用されているケースが多いです。
普通と高級の違い3:オーブンがスチーム加熱機能
高級なオーブンレンジの場合、オーブンの加熱方法がスチーム加熱のものが多いです。
スチーム加熱機能とは「過熱水蒸気」と呼ばれるもの。
300℃以上の高温に加熱した水蒸気を庫内に充満させて食品を加熱する仕組みです。
水分を失わずに加熱ができることから、
・電子レンジ加熱よりも仕上がりがジューシー
・揚げ物を温め直しても美味しい
というメリットがあります。
普通と高級の違い4:レンジ内の容量
価格差が反映されるのは、レンジ内の容量の違いも関係しています。
基本的に容量は大きいほど価格も高くなる傾向にあります。
市場には15リットルから30リットル以上のものまで販売されており、実際に見るとかなり大きく感じます。
しかしレンジ内が必要以上に大きい場合、同じ量を調理するにもその分電気代と時間がかかります。
なので各ご家庭での利用に見合ったサイズを選ぶことが大切です。
人気・オススメの電子レンジ
普通の電子レンジと高級な電子レンジの違いについて紹介しました。
それでは続いて高級な電子レンジ・オーブンレンジ製品の中から、おすすめや人気の注目の5製品をご紹介していきます。
全モデルともオーブン機能を搭載していて、使いこなせると格段に調理の幅が広がること間違いないでしょう。
日立「ヘルシーシェフ MRO-VW1」
【価格.com最安価格(税込):¥48,679】
日立「ヘルシーシェフ」は、日立独自の『Wスキャン』機能がオススメポイントです。
Wスキャン機能とは、食品の重さと表面温度をはかって加熱のパワーや時間を自動でコントロールしてくれます。
なので食材を入れるだけで料理が出来上がるので、空いた時間に何品か作ることもできますね。
さらに3品まとめて調理できる『おかずセット』の組み合わせは驚きの147通り。
7種類から選べるメイン料理は「鳥の照り焼き」や「メンチカツ」など7種類。
同じく7種から選べる副菜2品は作るのに手間がかかる「ほうれん草のソテー」や「アスパラベーコン巻き」などなど。
3品を同時に作るため、食卓でメインと副菜あわせて全てできたてが食べられるのは嬉しいポイントですね。
★ 火力を自動コントロールの「Wスキャン」
★ 147通りの「おかずセット」
★ 自動で最適な加熱や解凍を行ってくれる
★ 最大300℃の2段オーブン機能
東芝「石窯ドーム ER-SD3000」
【価格.com最安価格(税込):¥44,776】
こちらの製品は、庫内の天井をドーム型にした東芝独自の「石窯ドーム」の形状が特徴。
レンジ内にはこんな機能のおかげで、加熱ムラを抑えて上手にあたためてくれます。
・広範囲を加熱できる直径約20cmの大型アンテナ
・8つ目赤外線センサーと温度センサー
また、業界最小の奥行き39.9cmの薄型コンパクトで、キッチンにすっきり置けるのに庫内はワイドなのも嬉しいポイント。
さらに業界最高350℃の高火力で、「お肉の美味しさ」や「パンの膨らみ」も違うという声も。
有名なABCクッキングスタジオでは2000台以上の石窯ドームが大活躍中だそうです。
★ 特徴的な形状
★ 比較的コンパクトで場所を取らない
★ 高性能のアンテナやセンサーで解凍機能アップ
パナソニック「3つ星 ビストロ NE-BS1500」
【価格.com最安価格(税込):¥91,909】
こちらの製品は、『高精細・64眼スピードセンサー』で食品の分量などを見分けて瞬時に測定し、あたためと解凍をしてくれます。
さらに加熱時間をコントロールしてムダな加熱を防ぎ、2品同時あたためでは低温部をねらって効率よく加熱します。
そのためムダな加熱をセーブして省エネにも繋がる優れもの。
「離乳食用ゆで野菜コース」と「乾物を戻すコース」もあり、お子様やお年寄りのいるご家庭には嬉しい機能です。
★ 「高精細・64眼スピードセンサー」であたためと解凍
★ ムダな加熱を防ぎ省エネに
★ 乳幼児やお年寄りにも嬉しい機能
シャープ「ヘルシオ AX-XW500」
【価格.com最安価格(税込):¥84,950】
過熱水蒸気を使った家庭用オーブンレンジを世に広めた「ウォーターオーブン」の最上位モデルがこちらの製品です。
ヘルシオの1番の特徴は「ウォーターヒート技術」。
この技術は、最初から最後まで「過熱水蒸気だけで食材を焼く」ことができる技術です。
さまざまな自動調理に対応するうえ、食材の脱油もバッチリでヘルシーなのもポイント。
ダイエットをしている方や、健康に気を遣っている方には特にオススメです。
さらに、冷凍・冷蔵・冷凍といった保存状況の異なる食材を一気に入れて調理できる「まかせて調理」も魅力。
上段で「焼く、炒める、蒸す」といった調理を行いながら、同時に下段で「あたため直し」ができるというすぐれモノ。
また、「あぶり焼き機能」も搭載しています。
かつおのたたきやミディアムレアステーキなど、火加減調整が難しい料理も自動で作れるので料理の幅がグンっと広がりますね。
★ ウォーターヒート技術で健康的
★ 「まかせて調理」で保存状態が違ってても調理可能
★ 上段・下段で異なる調理が可能
バルミューダ「BALMUDA The Range K04A」
【価格.com最安価格(税込):¥39,048】
独自視点で新しい調理家電を展開しているバルミューダが開発したオーブンレンジ。
高級トースターブームのきっかけとなったのもバルミューダの「BALMUDA The Toaster」がきっかけです。
バルミューダは一見電子製品とは思えないようなデザイン性の高さも魅力ですよね。
スチームや過熱水蒸気による高性能な調理機能は省略し、あたため、解凍、オーブンというオーブンレンジとしては非常にシンプルな機能に絞っています。
さらに食材をあたため終わった際に鳴る「レンジのチン音」に遊び心が詰まっています。
「レンジのチン音」がなぜか本物のギターの音になっており、「ジャーン♪」とスタイリッシュな音を響かせてくれます。
★ 上品で電子製品とは思えないデザイン性
★ シンプルな機能
★ レンジのチン音に遊び心
高級電子レンジを選ぶ前に
家電製品のカタログかやネットを見て一目惚れしたものを購入するのもいいですが・・・
その購入の仕方だと後々困ると思うのでお勧めできません。
重要なのは、あらかじめ自分にマッチした電子レンジってどんなのだろう?と想像しておくこと。
以下のポイントを考慮して、欲しい電子レンジを考えて見ましょう。
★自炊の有無
1人暮らしで自炊をあまりしない方は普通のあたため機能があれば十分なケースが多いです。
逆に複数人で生活する・自炊をするという場合は
・スチーム機能が必要か
・ボタン一押しで調理できる自動メニューの豊富な製品がいいか
という点も相談したり考えた方がいいかもしれません。
★家族の人数
・家族が多い
・レトルト、解凍する物が多い
という方は、レンジ内のスペースが広い電子レンジがオススメです。
レンジ内が広いと一気に温めができるので、時間も省けて便利です。
ただ一人暮らしでそこまでスペースをとる食品を加熱しないという際は、コンパクトな製品を選ぶことで費用を抑えることができますね。
★あらかじめ設置する場所・スペースの確認
「購入したのはいいけど設置場所を決めてなかった」「スペースが足りなかった」なんて事態は避けたいものです。
なので、前もって設置場所とスペースを用意しておきましょう。
スペースが足りないと感じたら、メタルラックや家電棚の購入を検討するのもいいですね。
家電製品を選んでいると見た目や性能に気をとられて、そもそもの必要なサイズだったり、最低限欲しい機能をおろそかにしてしまいがちです。
ここで一度、
「自分は料理をするからスチーム機能は欲しい」
「スペースが限られてるから○○センチ以上はダメ」
というような最低ラインを決めておくとスムーズな電子レンジ選びができるでしょう。
まとめ
「高級な電子レンジ」情報をまとめましたがいかがでしたでしょうか。
普通の電子レンジと高級な電子レンジの違いはこの4つのポイント。
★ 温度センサー
★ 加熱方式
★ オーブンがスチーム加熱機能
★ レンジ内の容量
今回は人気の高級電子レンジを5つご紹介しましたが、他にもたくさんのメーカーが高級電子レンジを販売しています。
しかし購入する際には、「自炊するのか・家族の人数・スペース」のことを最初に考えて高級電子レンジを選びましょう。
決して安い買い物ではないので、後悔のないように電子レンジ選びをしてくださいね♪
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