旅先でホテルに宿泊するときに部屋タイプを選びますが、ツインやダブル・セミダブルといった部屋タイプの違いがあります。
今まで何気なく選んでいた部屋タイプは、それぞれの部屋タイプの特徴を知っておくことで今までよりもお得に宿泊できる場合もありますよ。
そこでこの記事では、ホテルの部屋タイプや料金の違いについてご紹介していきます。
ホテルに宿泊する機会が多い方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
部屋タイプの違いとは?
ホテルに宿泊する際、必ず選ぶのが部屋タイプ。
宿泊料金をできる限り抑えたいからと毎回シングルを選んでいるという方も多いかもしれません。
シングルとダブル、シングルとツインの違いはわかりやすいですが、ダブルとツインってどんな部屋なのかイメージしづらいですよね。
それぞれの部屋タイプの特徴を知っておくことで状況に応じてスマートに部屋を選ぶことができたり、宿泊料金が通常よりもお得になる場合もあります。
ツイン
ツインは1部屋に同じ大きさのベッドが2台入っている部屋を指します。
ベッドのサイズはホテルの部屋の大きさによって異なりますが、一般的にはシングルベッドが2台というのが一般的と言われています。
友人と同じ部屋に宿泊するときなどにピッタリですね。
国内ではツインは1部屋にベッドが2台あるという認識ですが、海外、特に北米地域ではツインの意味が日本と異なる場合があります。
カナダなどの北米地域では、ツインはシングルベッドよりも1回り大きいベッドというベッドの種類を指す場合があります。
そのため、日本と同じ感覚で予約して部屋に入ったらベッドが1台しか部屋になかったということが起こる場合があるので注意です!
海外で部屋を予約するときは、あらかじめしっかりと部屋タイプの説明を確認しておくことが大切ですね。
ダブル
ダブルは1部屋に大きいベッドが1台ある2人用の部屋を指します。
ベッドサイズに余裕があり、通常シングルベッドが幅100センチ前後なのに比べ、ダブルは幅が140~160センチとゆったりサイズ。
大人が2人利用できる設計になっているため、恋人や夫婦でゆったりとベッドを利用したいという場合におすすめですよ。
セミダブル
セミダブルは基本的には1人で使用されることを想定して作られた、幅120センチ程度のベッドがある部屋を指します。
なのでシングルのベッドよりも大きいベッドが1つって感じ。
体格の良い方や出張で疲れているかっらゆったりと眠りたいといった場合におすすめなのが、セミダブルです。
セミダブルはあくまで1人で寝るために設定されてるため、恋人同士で節約のためにセミダブルで宿泊しようとしても、ホテルが大人2名の宿泊を受け付けない場合があります。
予約の際はあらかじめしっかりと確認しておきましょう。
部屋タイプによって料金はどう変わる?
ベッドの大きさが異なると、当然ですが部屋の広さも異なり宿泊料金も変わってきます。
ダブルとツインとでは、ダブルのほうが高いと思う方も多いかもしれませんが、一般的にはツインよりもダブルのほうが宿泊料金が安い場合が多くあります。
部屋のサイズも
シングル<セミダブル<ダブル<ツイン
このような順番で広くなっていき、ツインのベッドがダブルサイズの場合がさらに料金は高めに設定されています。
2名で宿泊する場合、同じベッドで寝るのに抵抗がない間柄であるのであれば、ツインよりもダブルのほうが宿泊料金を抑えることができる。
また、ビジネスホテルによってはセミダブルで大人2名宿泊できるというプランもありますよ。
料金は安くなりますが、セミダブルは1人用の設定のため部屋はかなり狭くなるため、荷物がたくさんある場合や狭い部屋が苦手という方は避けたほうが無難といえるでしょう。
実際のツインとダブルの料金の違いは?
実際の料金の違いを比較してみましょう。
4つ星以上のホテルは、景観の違いや部屋のバリエーションが多く、一概にダブルとツインの違いがわかりづらいので、東京の三ツ星クラスのホテルの同条件で比較できるものの料金を調べてみました。(2018年1月現在の料金)
ホテル名 | ダブル料金 | セミダブル料金 | ツイン料金 |
ホテルモントレ半蔵門 | 13,426円 | スタンダードツイン 14,352円 |
スタジオツイン 13,426円 |
新宿ワシントンホテル本館 | 15,488円 | 13,468円 | 14,815円 |
プレミアホテル- CABIN – 新宿 |
11,457円 | 11,009円 | 14,143円 |
カンデオホテルズ東京新橋 | 21,602円 | 24,420円 | |
アパホテル 新宿 歌舞伎町タワー |
22,600円 | 23,600円 |
金額を見てみると、ダブルとセミダブルにはあまり大きな料金の違いはありませんね。
ツインが高い設定のホテルが多いですが、それはおそらく泊まれる可能な人数が多い場合に高くなっていますし、微妙にダブルの方が安い設定となっています。
1つのベッドに2人で寝るため、窮屈さはあるものの料金が安ければダブルにするのも良いですね。
まとめ
日本でのツイン・ダブル・セミダブルの違い
・ツインは1つの部屋に同じ大きさの(シングル)ベッドが2台入っている部屋
・セミダブルは、幅120センチ程度のベッドがある部屋
(基本的には1人で泊まるための部屋)
・ダブルは、1部屋にベッドが1台ある2人用の部屋でベッドの幅は約140~160センチのゆったりサイズ
なので、部屋のサイズとベッドのサイズで分けると・・・
部屋のサイズ
シングル<セミダブル<ダブル<ツイン
ベッドのサイズ
シングル=ツイン<セミダブル<ダブル
料金的には、ホテルによっても設定がまちまちですが、多くはベッドが2つ入るツインの部屋の方が金額の設定が高めです。
そのかわり、利用できる人数がダブルよりもツインの方が多い場合があります。
ホテルでの宿泊は出張や旅の疲れを癒す大切な場所でもあります。それぞれの部屋の特徴を理解し、ストレスとならないように状況に合わせて部屋を選ぶようにしてくださいね。
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