メンヘラの意味を簡単に解説!男と女のそれぞれの特徴を一緒に紹介

「メンヘラ」という言葉を一度は聞いたことがあると思います。

2016年「とは」と一緒に最も多く検索された言葉、つまり多くの人が「?」となった言葉ランキング3位になった言葉です。

ネットでよく見かける言葉だけど、どういう意味なのか正式には分からない方も多いかも。

そこでこの記事では、「メンヘラ」の意味と、男女のそれぞれのメンヘラの特徴を紹介していきます。

メンヘラの意味を解説

メンヘラの語源は、ネット掲示板‟2ちゃんねる”の「メンタルヘルス板」に由来しています。

メンタルヘルス板とは「心の健康」について取り扱う掲示板のこと。

よく2ちゃんねるの掲示板に書き込む人たちの間で「メンタルヘルス板にいるような人間」をメンヘラーと略されるようになり、それがメンヘラになりました。

いわゆるネットスラングですね。
(ネットスラングとは、インターネット上で使用されている俗語(スラング)の総称。他には「KY」「リア充」などが有名)

主に心に病気を抱えた人について使われる言葉として扱われています。

ですが、近年ではメンヘラという言葉は「心に病気を抱えた人」の他にも「かまってちゃん」という使われ方もされています。

なぜ別の意味になってしまったのか

現在、「メンヘラ」の使われ方は以下の2つに分かれてしまっています。

1.心に病気を抱えた人
2.面倒くさい人、かまってちゃん

正しい意味である1の使い方の他に、なぜ2の用法が生まれてしまったのでしょうか。

簡単に言えば、「よく知らない人たちが面白がって使ってしまったから」と言っていいと思います。

・「メンヘラ」をおもしろネタとして使う、心の健康に問題を抱えた人
↓ ↓ ↓
・そんな「メンヘラ芸」を面白がるネットユーザー
↓ ↓ ↓
・それに便乗した創作実話
↓ ↓ ↓
・それらのイメージから派生した漫画やアニメのキャラクター

以上の理由が、「メンヘラ」という言葉におかしな意味を持たせてしまったのだと考えられます。

メンヘラ女子の特徴

メンヘラの意味が分かったところで、メンヘラな女の子の特徴を集めてみました。

・自傷行為、リストカット痕がある
・薬を飲んでいることをアピール
・やたらとトラウマを告白してくる
・初対面でいきなり重い話をする
・気持ちの浮き沈みが激しい

▼そこまで親しい間柄でなくても、「手首を切った」「精神が不安定で薬を大量に飲んだ」等の心身の不調についてことあるごとに報告します。

それは、心身の不調を訴える事で相手からの同情や関心を得ようとしているからですね。

また、「親がひどい人」など不幸話や辛い話を積極的にすることで、相手からの同情を得て、構ってもらおうとしたりも。

そして思い込みが激しいところも特徴のひとつです。

・異常な「かまってちゃん」
・予定を細かく把握したがる

▼恋人が会社での飲み会で連絡が遅くなったら、浮気をしているのではと疑います。

そしてメールや電話を何度も何度も入れてしまう。

友人と楽しく遊んだ事を話すと、「私といるより友達といた方が楽しいんだ」と怒ってしまう等があります。

・前髪をパッツンにする、自分で前髪を切る
・マイメログッズを身に着ける
・ニーハイソックスを履いている
・割とかわいい顔をしている
・ゴスロリ系の服を着ている

  

それぞれの趣味もあるので、前髪がパッツンだから・マイメロを持っているから・・・などでメンヘラ女子とは断定できません。

ですが、メンヘラ女子にはこういったものを好む率がかなり高いと思われます。

メンヘラ男子の特徴

メンヘラといえば女の子というイメージがありますが、実は男性のなかにもメンヘラはいます。

そんなメンヘラ男子の特徴はこちら。

・連絡がしつこい
・さらに連絡がこないとしつこさが増す
・嫉妬心がすごい
・束縛もすごい

  

▼メンヘラ男は連絡一つとっても神経質。

要は「超優秀な俺様の連絡をなぜタイムリーに返してこない」というスタンスだから。

そして返事の催促をするメールを何通も・・・。めちゃめちゃ怖いですよね。

それに加えて嫉妬心が強いので、「他の男と会ってるんじゃないか」という考えになります。

そして束縛心が強いので、他の異性との交流を許さず、完全に彼女をかごの中の鳥にしたいというわけです。

・ヤキモチを焼かせようとする
・独り言LINEを送ってくる

  

▼ヤキモチを焼かせようとしてくるのは、‟かまってちゃん”体質をそのまま表していますね。

「〇〇ちゃんと2人で出かけてきたよ」とか平気で言ってきたりして気を引こうとします。

そしてLINEでは、返事をしなくても延々とネガティブな発言を一人でつぶやく始末。

そしていざLINEを返すと終わらないチャット化状態に・・・。

・弱い自分をアピールする
・甘えん坊が止まらない
・ややマザコン気味

  

▼男はみんな「強い自分を見せたい」と思っているわけではありません。

メンヘラ気味の男性は、むしろ「弱い自分」を大々的にアピールする特徴があります。

「自分は仕事ができない」「だれにも分かってもらえない」「君がいないと生きていけない」

弱い自分をさらけ出すだけではなく、とにかく甘えん坊になる男性も多いんです。

 

なぜメンヘラになるのか

メンヘラの原因、それは男女ともにいじめ、両親の無関心などによる心の傷からメンヘラに陥る場合があります。

対人関係の面で

・「自分が認められなかった」
・「誰も自分に関心を向けてくれなかった」
・「自分の価値をないがしろにされた」

という辛い体験を周囲からの憐みの気持ちで癒そうとしていると考えられます。

また、過去の傷ついた経験から、人一倍拒否的態度に敏感。

少しでもネガティブに捉えられる(例えば、恋人からの返信が遅い)ような事柄に対して、過剰に反応してしまうことも。

 

メンヘラな人との接し方

気持ちが不安定で、何がきっかけで気持ちの浮き沈みが始まるか分かりにくいところがあります。

そのため、あまり周囲の方はご自分の意見を強制しない方が良いでしょう。

強制的な態度をとると、非常に依存的になるか、分かってもらえなかったという気持ちから、さらに不幸をアピールをするために自傷的になる可能性もあります。

周囲の方にできる努力としては、不幸話に注目するのではなく、その背景にある「相手を求める気持ち」に注目すること。

もし恋人関係にあるのなら、積極的に相手を求める気持ちに注目して、愛情を注いであげることが大事かと。

特別深い関係でないなら、適度に距離を保つことも大切です。

メンヘラの方は非常に頼りたい気持ちが強いです。

その気持ちを安易に引き受けてしまうと、その人だけがいい人で、その人と仲良くする人は自分から素敵な人を奪う敵だと感じかねません。

そうして依存をされる中で、限界がきてメンヘラから離れようとすると「裏切られた」と思います。

そうすると攻撃の対象とされてしまうので、付き合い方には注意をする必要がありますね。

 

まとめ

メンヘラの言葉の由来はネット掲示板‟2ちゃんねる”の「メンタルヘルス板」から由来しています。

メンヘラの使われ方としては主に、

・心に病気を抱えた人
・極度のかまってちゃん

という意味で使われています。

メンヘラ女子の特徴で代表的な例は「自傷行為」「不幸話を話す」など。

そして、メンヘラ男子の代表的な例は「極度の嫉妬・束縛」「極度の甘えん坊」などがあります。

メンヘラの方がダメというわけではありませんが、交際相手などに迷惑をかけたり、自傷行為で相手に心配をかけるなどは、ぜひともやめていただきたいものです。

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