「対応」と「応対」の違いと意味を調査!使い方を例と一緒に紹介

同じ漢字を組み合わせた「対応(たいおう)」「応対(おうたい)」

同じ漢字を使っていますし、意味も似ているので両者の違いがうやむやになっている人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「対応」と「応対」の違いと意味を調査し、使い方を例と一緒にご紹介していきたいと思います。

「対応」と「応対」は、どちらも仕事の時に使うことが多い言葉です。

社会人の方は正しい意味をきちんと理解しておきたいですね。

「対応」と「応対」の違い

まず、簡単に言うと「対応」と「応対」にはこのような違いがあります。

「対応」・・・“人や状況”に応じる場合は、対応。

「応対」・・・“人”に応じる場合は、応対。

状況に応じるか、人に応じるかが「対応」と「応対」の違いになりますので、まずは人と状況という点を覚えておくといいですね。

それでは「対応」と「応対」の違いや意味など両者を詳しく見ていきましょう。

 

「対応(たいおう)」の意味とは?

「対応」とは、「状況に応じて対処する」という意味があります。

特徴として、「対応」の対象は“人”に限らないということです。

「アクシデント・状況の変化・災害」など、“人と状況”を対象とするのが「対応」です。

『何とかする』『治める』『工夫する』など、それぞれの状況に合わせた動きをすることが「対応」になります。

■補足

「対応」にはもう1つ意味があります。

それは、“同種の二つのものが向かい合い、対 (つい) になっていること”。

・四辺形の互いに対応する角
・iPhone対応の充電器

などというように使います。
※この「対応」の意味は記事の本筋から逸れるので、補足にてご紹介しました。

では、実際に「対応」を使う場面を使い方にて紹介しますね。

対応の使い方

対応の使い方を見ていきましょう。

・「急なアクシデントに対応する」

・「状況の変化に対応しなければならない」

・「意地悪なクレームにも対応できる上司」

・「急な台風にも対応している建物」

このように人や状況に対して「対応」は使います。

 

「応対(おうたい)」の意味とは?

「応対」とは「相手になって受け答えする」ことをいいます。

対応と違い、応対の対象となるのは“人”のみです。

電話や来客への行動について主に使われていますよね。

相手の「話の内容」に応じた返事をすること、態度を見せることを「応対」と言います。

具体的な状況が分からなくても、「応対してきました」という人がいたらそれは誰かを相手にしたことが分かります。

では「応対」も実際に使う場面を例に紹介します。

応対の使い方

では、応対の使い方を見ていきましょう。

・「突然の来客に応対した」

・「彼女は電話応対が上手だ」

・「お偉いさんに応対するのは疲れる」

・「お年寄りにはゆっくり話して応対すべきだ」

・「接客の応対をしっかり学びたい」

対応と比べて、すべて人にフォーカスしているのがわかるかと思います。

“応対は人に対して”というのを覚えておくといいですよ。

 

「電話対応」と「電話応対」

対応と応対の意味は違いますが、「電話対応(たいおう)」と「電話応対(おうたい)」はどちらも使われます。

どっちかが間違っているというわけではなく、場面によって使い分けることができるのです。

例えば・・・

クレームの電話がかかってきた場合、受付や事務員が一時的に電話に出て話すのは“クレームに応じた処理をするわけではない”ので「電話応対」

その電話を上司に引き継ぎ、上司がクレームに対して“適切な処理をする”のが「電話対応」です。

受付や事務員はただ電話に出て相手の話に“受け答えするだけ”なので、「応対」になるんですね。

 

「対応」と「応対」この場合どっち?

では、実際に例文を見ながら、それぞれ『対応』『応対』のどちらが合っているのかを考えてみましょう。

初売りセールの〇〇に追われている

1月頭の初売りセールに忙しいお店は『対応』『応対』どちらに追われているのでしょうか。

一見すると、初売りセールに来る沢山のお客さんを相手しないといけない・・・

つまり「応対?」と思いがちですが、正解は『初売りセールの「対応」に追われている』です。

『初売りセール』というのは“人”ではなく、“状況”の一つですよね。

初売りというイベントに対して、それぞれが応じているという状況ですので『対応』を使います。

■補足

・たくさんのお客さんが押し寄せている状況を何とかする、という場合は『対応』

・たくさんのお客さんの中で都度お客さんひとりひとりに受付するのは『応対』となります。

あまり深く考えすぎるとわからなくなってしまいがちですが、人や状況などポイントを抑えておくと少しはわかりやすくなると思いますよ!

 

まとめ

以上、「対応」と「応対」の違いと意味や使い方をご紹介しました。

あらためて、「対応(たいおう)」と「応対(おうたい)」にはこのような違いがありました。

「対応」・・・“人・状況”に応じる場合は、対応。

「応対」・・・“人”に応じる場合は、応対。

「対応」は、人や状況に対して『何とかする』『治める』『工夫する』など、それぞれの状況に合わせた動きをすること。

「応対」は、『人(相手)に対して受け答えだけ』をすることです。

日常生活よりも、仕事の場でよく「対応」と「応対」は使われていますよね。

社会人の方は、「対応」と「応対」の違いをしっかり理解しておくことが大事。

「対応(たいおう)」と「応対(おうたい)」をその状況に合わせて正しく使いましょう!

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